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動物管理センター研修

10月19日(金)配信
 
10月4日、海外留学科アニマルサイエンス専攻・ドルフィン動物ケア専攻の生徒たちが大阪市動物管理センターで研修をしました。

大阪市動物管理センターは、法律や条令に基づき狂犬病予防や犬・ねこの引き取り・譲渡会、子犬のふれあい事業、動物取扱業の規制などを行っている施設です。 

研修は、まず獣医の先生の講義を聞き、センターの歴史、事業概要、施設内容などについて学びました。

 

休憩をはさんで、施設の見学。 講義で飼い主の無責任さで死んでいかなければならない動物たちの話を聞いていたとはいえ、実際に施設を目の当たりにすると、改めてショックが大きかったようです。
自分がなぜ動物について学ぶのか、それを将来どのように活かしていくのかを考えるいい機会になったのではないでしょうか。

決して楽しい研修ではありませんでしたが、実際に獣医師の方からお話を聞くことができ、非常に有意義な時間になりました。 

学生からの感想です。



  「何の罪もないのに、人間の身勝手な理由で死を選択するしかない動物たちは被害者であると思いました。 動物を飼うのであれば、安易な気持ちで飼ってはいけないし、同じ命を持つものと暮らしているという責任を持つ必要があります。」
  (ドルフィン・動物ケア専攻 Nさん)



  「この研修は想像していたとおり、辛いものでしたが、現在の日本の動物に対する考え方がよく理解できました。 イギリスやアメリカなどは動物愛護の面において進んでいると感じたので、そういった国々に行って動物愛護を学びたいと思いました。 
留学に対しての目的意識が強くなったので、とても意味のある研修になりました。 この研修で見たもの、感じたことをずっと忘れないようにしていきたいと思います。」
  (アニマルサイエンス専攻:Nさん)


  「檻に入れられている動物たちの目をみているとすごく辛かったです。 そういう動物たちを見たことで、動物愛護がまだ日本では浸透していないことを痛感しました。 私はアメリカで獣医学を学ぼうと思っているのですが、同時に動物保護についても学び、日本にその考えを伝えていきたいと思うようになりました。」
  (アニマルサイエンス専攻 Oさん)


  「大阪市動物管理センターの研修に参加して、私が思っていた日本の動物愛護の考えが大きく変わりました。実際に獣医師の先生のお話は重いもので、将来動物関連の仕事に携わりたいと思う私は日本の現状を深刻に受け止めなければと思いました。 
実際にここで働かれている方の貴重な意見を聞かせていただいてとてもよかったです。
  動物管理センターには多くの抗議や非難の声もあるそうですが、施設を見学した私たちが、動物管理センターの役割を伝えていかなければならないと思いました。」
 (アニマルサイエンス専攻 Mさん)

  
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